ぬこさんの下僕さんへ
たった今、あなたのぬこさんを、確かに下に送りましたよ。
今までの幸せを思い出すのは、悪いことじゃないんだけど、
いつまでも泣いてると、柔らかくてふわふわの小さなものが
目の前に置いてあるのに気が付かないよ。
聞き取り調査によると、あなたは、なかなか良い下僕だったみたいだね。
リストに載せといたので、その後いろいろ住み着くかもしれないけど
どうぞよろしくね。
ぬこさんをどこに置いたかは秘密です。
ノラさんか、お隣の家か、お友達の家か・・・
ぬこさんといつ会えるかも秘密です。
明日かもしれないし、半年後、あるいは3年後かも・・・
あ、そうそう。よいこにしてないと、会えないからね~